参加者募集中!「国際的映画教育プログラム CCAJ 2024-2025」
〈中学生・高校生対象〉
「映画、100歳の青春(Le cinéma, cent ans de Jeunesse)」は、これまで世界23か国以上のこどもたちが参加してきた、フランスの国際的映画教育プログラムです。今回で30年となる歴史あるプログラムで、2017年に「こども映画教室®」は当時14か国目の参加国、そして初めて日本のコーディネーターとして、このプログラムに参加しました。
プログラムを監修するのはフランスの映画教育の第一人者であるアラン・ベルガラ氏。毎年、ベルガラ氏が1つのテーマを設定し、こどもたちはそのテーマにそった古今東西の名作を鑑賞し、短編作品を制作。最後には上映会開催地の会場に各国からこどもたちが一堂に会し、それぞれの作品を発表し合います。
世界のこどもたちが同じテーマで映画制作
こどもたちは、映画づくりをするなかで、初めて会った子たちと仲良くなり、議論し、夢中になってゼロから作品を作り上げていきます。映画づくりを通してこどもたちは日々変化していき、自信をつけ成長します。
世界中のあちこちで、言葉も文化も違うこどもたちが同じテーマのもと、半年をかけてじっくりと映画に向き合い制作した作品を6月のフランス・パリ(予定)に持ち寄り、みんなの前で発表しあう「映画を我等に!」という上映会では、小学生から高校生までの1000 人のこどもたちが舞台にあがり、自分たちが制作した映画について語り、質問に答えます。こどもたちは他国の映画を食い入るように見つめ、我先に手を挙げて質問をします。主体的に上映会に参加する姿は感動的です。
10日間で、CCAJからの課題を1~3 までやり、そのあとに上映会に出品する本編を制作します。CCAJの特長として、映画制作と映画鑑賞(断片)を繰り返していきます。もちろんお話づくり、撮影、編集すべてこどもたちが行います。
6月初旬にフランス・パリ(予定)で上映会が開催される予定です。
*日本からの参加は現時点で未定。参加する場合は別料金、任意となります。
特別講師は五十嵐耕平監督、ワークショップ監修に諏訪敦彦監督!
このような稀有な体験を導くのは、最新作『SUPER HAPPY FOREVER』が第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品された五十嵐耕平監督。ワークショップの監修には世界中の映画祭に引っ張りだこの諏訪敦彦監督。10日間という長い時間を共有し、ゼロから共に映画づくりをする仲間に出会えるめったにない機会です。ぜひふるってご応募ください。
開催概要
活動予定日:2025/2/22-24, 3/15-16, 3/25-27, 3/29-30〈計10日間〉
特別講師:五十嵐 耕平(いがらし こうへい)
ワークショップ監修:諏訪 敦彦(すわ のぶひろ)
参加費:55,000円(税込/10日間通し/6月の上映会渡航費は含まない)
会場:イメージフォーラム3F「寺山修司」
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目10-2
*会場は実施内容や撮影場所によって変更となる場合があります
*会場詳細は参加決定者にお伝えします
定員:12名(応募者多数の場合抽選/全日程参加可能な方優先)
参加条件:中学生・高校生
募集締切:2024/12/22(日)23:59まで
お申し込み方法:以下URLのフォームより必要事項を入力の上、お申し込みください。
主催:一般社団法人こども映画教室®︎
協力:株式会社ダゲレオ出版
助成:子どもゆめ基金助成事業(独立行政法人国立青少年教育振興機構)