活動レポート:
こども映画教室@みなみまきむら2026

2026年8月5日(水)から7日(金)までの3日間、全国"村"プロジェクトvol.2「こども映画教室@みなみまきむら2026」が実施されました。特別講師に太田達成監督(『石がある』)を迎え、長野県南牧村の小学生が映画をつくるワークショップ。普段見慣れた風景がカメラを通してみるとまったく違って見える。故郷が見知らぬ魅力的な場所に映る。そんな3日間の冒険、ぜひご一読ください!

主催:南牧村教育委員会
協力:八ヶ岳高原ロッジ/ぐるぐるシネマ
企画運営:一般社団法人こども映画教室®︎

 
 

ワークショップ 1日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 1日目
2度目の開催となる『こども映画教室@みなみまきむら2026』が始まりました。特別講師は太田達成監督(『石がある』)です。
まずカメラを持って公民館周辺を散策し、1人10秒気になる場所を撮影します。畑の奥を走る車、蜂の巣、水路に落ちる水、建物とその後ろにそびえ立つ山々、古びたビニールハウス、色とりどりの花、真っ赤な薔薇などそれぞれが心動く場所や風景を撮影しました。

午後は、「人を登場させる」「遭遇する」をミッションに撮影が始まりました、公民館の近くを流れる千曲川へ向かいます。海の口大橋の下に降りれる小道を発見し、草むらを進んでいくと美しい川に降りることができました。 すぐに撮影が始まるかと思いきや、それぞれが自由に川辺を堪能し始めます。水切りや石投げに没頭し気づくと30分が経過。なかなか撮影が始まりません。

するとどこからかアイディアが湧き、水切りをする少年を撮影することに。そこへ女の子が現れ少年に声をかけ、川辺に降りてゆくという美しい出会いのシーンを撮影することができました。日差しが強く足場も悪い中、最後まで集中して取り組むことができました。
お疲れ様でした!
(かな)

 

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青チーム 1日目
ついに始まったこども映画教室。特別講師は『石がある』の太田達成監督(たーちゃん)です。
はじめに、手でフレームを作り映画の見え方を考える映画の準備体操をしました。その後はチームに分かれて撮影へ。外へ出て、順番にカメラを回しながら「気になる場所」を1人1人撮影しました。

午後には、目をつむって周りの音に耳をすませ、映画の音をより意識するための準備体操を行いました。さて、ここからはいよいよ本編の撮影です。青チームは「ふれあい公園」で撮影をしました。

元気いっぱいでエネルギーに満ちた青チームですが、撮影になると一転、みんな素晴らしい集中力をみせ3カットものシーンを撮りました。明日からは本格的な撮影に入ります。どんな映画ができあがるのか楽しみです。
(カイ)

 

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黄色チーム 1日目
山々に囲まれた自然豊かな土地、南牧村で3日間の映画制作が始まりました。特別講師は『石がある』の太田達成監督(たーちゃん)です。
お互いに顔見知りの子どもたちは、あまり緊張も見せず初めのワークから順調にスタート。公民館周辺の"気になる場所"を一人ワンカット撮っていきました。黄色チームは歩きながらどんどん山に登っていって、草むらの影や岩場、鉄塔などを撮っていきました。

午後は、撮ってきた素材をサイレントで上映。それから、南小学校へ向かい本編の撮影へ。
人を出すこと、その人たちが"遭遇"すること、音を意識することなどを踏まえて、まずはワーク1でやったように場所を観察するため校内を探検!木のある中庭や外にある野菜売り場など魅力的な場所を見ていきました。一通り見てどんな内容を撮るか話し合うと、様々な意見の中から"ジャンプして違う場所にワープする"というアイデアが出て、ひとまず撮ってみることに。

各々やりたい役割を主張し、その中でスムーズに連携していきました。初めのジャンプするカットからそれを見つける人たちのカットまで、あっという間に4カット撮り終えました。
初日にも関わらずチームワークのいい黄色チーム。明日は映画の全貌が明らかになるのでしょうか…!?楽しみです。
(リカちゃん)

 

ワークショップ 2日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 2日目
主張が穏やかな赤チームは、まだチームの輪郭がぼんやりとしているというのが1日目の印象でした。
そして2日目の朝、1日目の映像をスクリーンで見て驚きました。美しい風景にいきいきとした演技を安定したカメラワークが捉えていて、素直にいい映像だなと思えるものでした。他チームや大人からの反応もとても良く、チーム全体が明るい雰囲気に。

その後は、子どもだけでこれからの方向性を話し合い、少し早めのお昼を食べて、再び橋の下へ。川へ着くとみんなで石投げが始まります。川に石を投げることにはなにか抗いがたい魅力があるようです。
そうして、赤チームの撮影はとてもゆっくり進みます。誰かの意見にすぐには反応せずにじっくり考えてから返す。その先のアイデアが必要な時も、ゆっくり言葉を選んで小さな声で伝えます。「仲が良くなる」「新たな登場人物」と印象的なシーンの撮影をしていきます。

そしてその日最後に撮れた映像には、出演している女の子の、誰にも聞こえない小さなつぶやきをマイクがちゃんと拾っているという、とてもこのチームらしいものが映っていました。赤のチームリーダーの太田監督(たーちゃん)はあまり多くを話さず、目には見えない形で子どもたちを導いているようでした。
明日はいよいよ最終日。どんな映画が出来上がるのか、とても楽しみです。
(ハマー)

 

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青チーム 2日目
2日目ははじめに全チーム大ホールに集まり、昨日撮った映像をみんなで観ました。自分のチームの映像だけでなく他のチームの映像を大きなスクリーンで観ることで、新たな発見があったり、これからの撮影のイメージをふくらませました。

映像を見終わると青チームはすぐにふれあい公園へ。昨日撮ったシーンを撮り直すことから始まり、森の小道や大きな池で綺麗で冒険感の溢れる映像を撮りました。演技をする子も機材を回す子もみんなとても集中して映画作りに取り組んでいました。

明日はついに最終日です。映画を完成させ、上映、舞台挨拶と大変な一日になりますが、青チームのみんながどんな映画を作り上げるのかとても楽しみです。
(カイ)

 

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黄色チーム 2日目
1日目に4カットを撮り終えた黄色チーム。“ジャンプして違う場所にワープする”を中心にストーリーの話で盛り上がりながら集合です。
今日は、太田監督のお話と昨日の撮影の上映会からスタート。黄色チームは、登場する男子2人が息ピッタリにシンクロしている様子に盛り上がりました。ワープする女子2人組とそれを追いかける男子2人組。この2組はどんな関係なんでしょう?

それからすぐに、撮ってみよう!の黄色チームは昨日の撮影場所の南小学校に移動です。スムーズな役割分担と撮りながら考えるスタイルで、撮影もどんどん進みます。6人それぞれが確認しながら自分の役割に一生懸命。
午後は、今までの映像を編集し完成に向けて流れを確認。2組の関係やストーリーは結局曖昧なままなのですが、迷路のような校舎の南小学校には撮影ポイントが沢山あり、撮影はどんどん進みます。

今日の最後は、体育館。体育館に入るところから2組が出会うところまで一気に撮影。
さあ、残り1日。曖昧だった部分はどうなっていくのでしょうか?とてもとても楽しみです。
(ユッコ)

 

ワークショップ 3日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 3日目
3日目。昨日みんなで考えたこれからの話の流れを確認して出発。
まずは橋に向かい、1人残された女の子が橋の上を走るシーンを撮影。その後、最後のシーンとなる場所を求めて、みんなで移動しました。涼しげな木陰に続く道を進んでいくと、ガードレール下に沢を発見。みんなで降りてみると、昨日まで撮った川につながる良いロケーションで、その沢で最後のシーンを撮ることに決定しました。2人の男の子が沢で遊んでいるところに、女の子が通りかかり、それに気づいた男の子が声をかけ、最後は3人で豊かな自然の中、遊んでいる、というストーリーが形になっていきました。

昼食後に撮った画像を見て、タイトルを考えました。「自然の中の子どもたち」まさに!というタイトルを6人で決めました。
そこからは大忙しで、男の子は編集に、女の子はポスターに取り組みました。撮影の合間に、蟻の行進する様子や、沢の水が用水路を通って流れ落ちる場面も撮っていて、それらの画像が、編集によって、場面を自然に切り替えるものになりました。

時間ギリギリまで編集の確認をしました。発表会場では、出来上がった映画を見ていただき、それぞれ頑張ったところを報告しました。感想を聞いた中に、「静かな映画でした。でも何か心に残る、それは「おーい!」ということばだったかな」ということを言われた方がいました。心に残像が残る、そんな素敵な映画を、みんなで作り上げた3日目、でした。
(まき)

 

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青チーム 3日目
3日目ははじめにどんな映像を取るかをみんなで会議室で話し合い、撮るべきシーンのイメージをふくらませました。撮影場所を北小学校に決め移動し、自分たちで撮影許可を取り2階の6年生の教室で撮影をはじめました。完成に向けてチームの結束力も高まり、撮影も順調にいきました。

午後は、撮ってきた素材を皆で確認しタイトルを決めた後、編集チームとポスターチームにわかれ作業を進めました。編集チームでは、休憩と作業のON OFFを切り替え集中し、音取りを追加し、完成させました。ポスターチームは、タイトルを先に書き下にそれぞれイメージしたものを各々書き、仕上げました。

いよいよ上映会。1番手でどよめきつつも、上映されると自分たちが作った映画を真剣に見ました。出来上がった映画は、チームワークの良さが反映され笑い声が響きわたる映画となりました。
(まるちゃん、まい)

 

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黄色チーム 3日目
今日はいよいよ最終日!
黄色チームは昨日撮った素材を大きなスクリーンで観るところから始まりました。太田監督(たーちゃん)から、子どもたちも気がつかなかった素材の魅力などを話してもらいました。その後、子どもたち自身で撮りたいシーンを決めました。
南小学校で昨日とは違う方法で撮り直し始め、ラストシーンも再撮影。このカットで誰をどう映せばいいかをプレビューした後、話し合いました。すると、「撮り直した方がいい」という声が上がり、そこから細かいところまで修正をして、今までで一番の集中力で映画のメインとなる長回しのカットを撮ることができました。チームがワッと盛り上がり、残りのカットをのめり込むように撮りあげました。

午後からは編集とポスター作りに分かれ、時間ギリギリまで完成を目指しました。
編集では、疲れも見せず素早い判断で構成を決め、映画を形作っていきました。上映前にチームのみんなで出来上がった映画を観たとき、「めっちゃいい!」という声が上がり満足のいく仕上がりになりました!

日に日に子どもたちが成長していく姿に、大人も刺激を受け学びがたくさんの3日間でした。
黄色チームのみんな、どうもありがとう!
(リカちゃん)