活動レポート:
こども映画教室@金沢 2026
3月20日(金)〜22日(日)こども映画教室@金沢 2026開催。
廣原暁監督を特別講師に迎え、こどもたちが映画を制作、最終日には上映会を行いました。
主催:一般社団法人こども映画教室®
共催:金沢コミュニティシネマ
協力:金沢美術工芸大学、Kist金沢科学技術大学校
後援:金沢市教育委員会、北國新聞社
支援:金沢市
*金沢コミュニティシネマは(公財)金沢芸術創造財団、金沢フィルムコミッション、有限会社シネモンドから構成されています
ワークショップ 1日目
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★ 赤チーム 1日目
今年も金沢でのこども映画教室が始まりました。今回の特別講師は廣原暁監督(『HOMESICK』)です。まずは撮影の練習から始めます。
「気になる場所を見つけて、人がじっと立ってるのを撮る」をミッションに金沢21世紀美術館の周りを歩いて、1人10秒ずつ撮影しました。
撮ったものをみんなで見てみると、撮影者が意図しない面白い意見が出たり、驚く発見がありました。


お昼休憩の後は、テーマ発表。
今回のテーマは『あれ?いつもとちょっと違う』。
赤チームはスケッチブックにアイディアを書き出し、撮りたいシーンをまとめてから撮影へ。美術館周辺を歩きながら気になる場所を見つけるとさっそく撮影を始めます。
撮影してはみんなで確認する、を繰り返し、凄まじい勢いで撮り進めて行きました。
明日は仲間も増えて本格的に本編の撮影が始まります。
赤チームのみんなはどんな映画を作るのかな?
(かな)


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★ 青チーム 1日目
まずは、この金沢21世紀美術館内で「気になる場所」を見つけて、「そこに立っている人を撮る」という撮影のワークを、一人一人が役割りを交代しながら順番に撮っていきました。
シンプルなお題目かつ10秒という短さながら、それぞれに工夫をこらした個性的なカットが撮られ、見てからの感想も活発に交わされていました。そのあと、特別講師のヒロ(廣原暁監督)から今回のテーマ「あれ? いつもとちょっと違う」の発表が。青チームのみんなにとっての「いつも」は、友達と遊ぶこと。


そこで青チームは、主人公がかくれんぼをしていて「ちょっと違う」状況になってしまうというお話を考えつきました。そして「本多の森」の魅力的な樹々の中で、4人の仲間がかくれんぼを始めるというシーンを撮ったところでこの日は終了です。さてさてこの後どんな「ちょっと違う」が起こるのか? 明日からの撮影が楽しみです!
(おっくん)


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★ 黄チーム 1日目
廣原暁監督(ヒロ)を迎え、金沢でのこども映画教室がスタートしました。黄色チームは2年生から5年生までの5人組。集まるとすぐに打ち解けた様子でした。
スタッフ紹介とアイスブレイクで心と体がほぐれた後は、みんなで外に出て映画の準備体操。自分自身がカメラとマイクになり、手でフレームを作って近づいたり離れたりしてどう観えるのか、目を閉じて耳に手を当ててどんな音が聞こえるのかを体感しました。それから美術館に戻ってチームで集まり、実際に機材を触ってみます。プロが使う大きくて重いカメラを1人づつ体験し、マイクや三脚の扱い方も教えてもらいいざ撮影開始です。
「それぞれが気になる場所で、じっと立っている人を10秒間撮影する」ワークで、1人ひとつづつ撮影するために外に出てました。面白い木や美術館のエレベーターなどを撮影をしていく内に、あっという間に時間が過ぎていきます。そんな中、こどもたちで順番を決めたり撮影を協力しあって、自然とひとつのチームにまとまって機材の扱い方にも慣れていきました。


その後、全員で集まって大きなモニターでみんなが撮影したものを鑑賞することに。大きな画面で観ることで違った見え方が出来たり、いろんな人の感想を聞くことで面白い発見があった時間でした。お昼もチームでいろんな話しをしながら食べ、すぐに外に出て鬼ごっこ開始!休み時間も元気に走り回っていました。
午後からはヒロから今回のテーマ「あれ?ちょっと違う(いつもと違う)」が発表され、黄色チームは街の方へ向かいました。気になる場所を探しながら歩いていき、柿木畠の公園でどんなお話にするのアイデアを出し合いました。「ちょっと違う」ことについて、セリフを棒読みにしたりなど意見が出ましたが煮詰まってしまい、チームリーダーのリカちゃんのアドバイスで場所を移動して香林坊のにぎわい広場へ。
そこでスケッチブックを出してお話しのアイデアを書き出してみますが、なかなかまとまらず時間がどんどん過ぎていきます。まずは撮影してみよう!ということになりカメラを取り出し歩いていくと気になる場所発見。不思議な建物に貼ってある作品のタイトルの様なものを撮影し、それから来る途中で見つけたいろんな大きさの自動販売機で撮影してみるとアイデアが出てきて活気づくきいろチーム。いつのまにか主人公も決まり、カメラとマイクの準備をして走って喉がかわくシーン、水飲み場のシーン、カメラを手持ちに変えて移動しながらの撮影も。
よーいスタートの声も大きくみんなで集中して時間いっぱい撮影しました。動き出した黄色チーム。明日からどんな映画が出来上がっていくのか楽しみです!
(つだぱん)


ワークショップ 2日目
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★ 赤チーム 2日目
昨日参加できなかった子が合流し、5人になった赤チーム。2日目は昨日のラッシュをみんなでシアター21で見ることからスタートしました。赤チームのみんなは、どんな映画にしていこうかを真剣に考えながら見ていました。


撮影が始まり、意見を出し合いながら進めていきます。撮影を重ねていく中で、みんなが遊んでいる様子を撮るのがいい、となり、出演者が自然に自由に動き、とても楽しそうな映像ができました。カメラを担当していなかった子も積極的に挑戦するようになり、みんなで協力し合いながら映画を作る意識が生まれています。明日は最終日。どんな映画が完成するのか楽しみだ!
(かえ)


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★ 青チーム 2日目
はじめに、ヒロが映画を撮ろうと思ったきっかけについてお話がありました。
「映画はたくさんの人の力が必要、みんなが協力してくれると頑張らなきゃという気持ちになる」というヒロの言葉をみんな真剣に聞いていました。
その後、シアターの大きな画面で、各チームが昨日撮影した素材をみんなで見ました。それぞれのチームが、どんなことを考えながら撮影していたのか、たくさんの質問が飛び交っていました。


昨日は同じシーンを、撮り方を変えて何度も撮影していた青チーム。ヒロからの「何を見せて、何を見せないのか、を考えてみると面白いかも」というアドバイスには、みんながなるほどなと頷いていました。そして、昨日の続きを撮りに本多の森へ。森の中を歩きながら、どのように撮影するかを話し合います。登場人物の視線や足音に注目し、画面だけでなく音にもこだわって撮影を進めていきました。後半は21美に戻ってお話の流れを確認。部屋の鏡や電気をうまく使って撮影できないか、たくさん考えて微調整を重ねながら撮影しました。さあ、明日はいよいよ上映会!どんな映画になるか、ワクワクします。
(かずは)


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★ 黄チーム 2日目
2日目は各チームが1日目に撮影した「あれ?、ちょっと違う(いつもと違う)」を見てスタートしました。こどもたちの思ったことや特別講師ヒロの「映像でいつもと違うと思わせるものを撮ろう」という言葉を聞き、21世紀美術館の地下を探索しました。その後、昨日の映像を見直し、「自販機の形と隙間がいつもと違う」となり柿木畠ポケットパークへ。午前中は自販機を中心に撮影して終了し、お昼休憩に入りました。


休憩後、撮影を再開しましたが、この後のシーンの演出が思い浮かばず作戦会議に。「とりあえず撮ってみよう!」と再開し、相談しながら撮影を進めました。ポケットパークで撮り終えた後、21世紀美術館に戻り撮影。「日記を書く」というシーンを撮り、2日目の撮影は終了しました。帰り際には映画の締めくくりについて意見が分かれました。明日は最終日!おもしろい映画が出来上がることを楽しみにしています!
(とーい)


ワークショップ 3日目
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★ 赤チーム 3日目
いよいよ最終日です!
完成するには何が必要か、映画をどうやって終わらせるか、これまでの素材をみんなで見ながら考え、あと2つシーンが必要だと言うことになり、撮影に向かいます。3日間で培ったチームワークでそれぞれが魅力的に映るカットをどんどん撮っていきます。お昼ご飯を早々に終わらせ、すぐに撮影へと意気込むこどもたちにストップをかけ、休憩時間を取るあいだ、みんなでタイトルを考えます。多数決で決めず納得いくまで話し合う姿が印象的でした。


午後は2チームに分かれて作業を進めていきます。女子チームはポスター作り。午前の撮影で何度も走りまわったため、へとへとになっているにも関わらず、ペンと絵の具を使って大きな画用紙に絵を書いていきます。3日間を通してほっぺを触り合うまで仲良くなれた3人が協力してとても素敵なポスターを作ってくれました。
男子チームは撮影。初日のワークでやった、指でフレームを作り画角を決めることを思い出し、最適なカメラ位置を探していました。時間がない中、自分たちが納得できるまで諦めない姿はとてもかっこよかったです。
いよいよ上映。出演シーンに恥ずかしそうに目を逸らす子、乗り出して真剣に見ている子。みんな自分たちだけで作った作品にとても満足し、自信を持っているようでした。
サポートする側でしたが、学ぶことが本当にたくさんありました。みんなありがとう!
(かえ)


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★ 青チーム 3日目
編集のお話から始まった3日目。編集によって映像の見え方が変わると知ったみんなは、撮影中も「ここから、このシーンに繋げると…」と編集のことを考えていました。残りのシーンを凄まじいスピードで撮り進めていった青チーム。ラストシーンを撮りに本多の森へ移動した後も、「お昼休憩の前に全部撮る!」と、素晴らしい集中力でした。


後半は編集とポスター・音楽制作に分かれて行動。たくさんの素材を何度も並べ替えながら、伝えたいことが1番伝わる編集はどれかを探していきました。時間いっぱい、カットの長さや音楽の入るタイミングなどもこだわってついに完成。舞台挨拶でのみんなの堂々とした姿、とてもキラキラしていました。頑張りました!
(かずは)


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★ 黄チーム 3日目
ついに最終日!
編集の説明でヒロが教えてくれた「編集は宝探し」という言葉をヒントに、美術館の楽屋でモニターを囲み必要な素材を書き出し。午後から編集組と撮影組に分かれ柿木畠で追加撮影を敢行しました。編集組から追加リクエストもありましたが、諦めずに何カットも撮影しました。


面白い映画を作るという思いをひとつに、集中して時間ギリギリまで結末を悩みながら編集し、みんなで手分けして音楽とポスターも完成!大変だったけど最後まで笑顔でやり遂げました。3日間ですごい映画を作ったきいろチームのみんな、本当にかっこ良かったです。おつかれ様でした。
(つだぱん)


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ご参加いただいた皆さん、上映会にご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!3日間で本当に素晴らしい3作品が完成しました。また、次のこども映画教室でお会いしましょう。



