活動レポート:
こども映画教室 in 金沢 2024年度〈中等クラス〉

3月26日(水)〜28日(金)、こども映画教室 in 金沢 2024年度〈中等クラス〉が開催されました。
ゲスト講師に森井勇佑監督(『こちらあみ子』『ルート29』)を迎え、子どもたち6人のチームで、お話しづくり・撮影・出演・編集・ポスター制作などの映画作りに挑戦。最終日には保護者や一般のお客さんの前で舞台挨拶と上映会を行いました。

主催:金沢コミュニティシネマ 協力:一般社団法人こども映画教室
後援:金沢市教育委員会、北國新聞社 支援:金沢市、澁谷学術文化スポーツ振興財団

 

ワークショップ 1日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 1日目
森井勇祐監督を特別講師に迎え、「こども映画教室 in 金沢 2024年度〈中等クラス〉が開始しました。
赤チームの皆は始めから元気いっぱいですぐに打ち解けていました。 スタッフ紹介とアイスブレイクの後は映画作りの準備体操。指でフレームを作ったり、目を閉じて音に集中してみたり、こども達自身がカメラやマイクになりきるワークをしました。その後は早速カメラとマイクを持って、1人ひとつ気になるものを撮ってこよう!というミッションで外へ繰り出しました。赤チームは順調に撮り進め、6人それぞれとても魅力的な映像が撮れました。

お昼休憩の後はいよいよ映画のテーマ発表。今回のテーマは「不思議なことが起こる映画」 。
赤チームはまず、不思議なことって何?を話し合い、「何かが消えること」に決定。その後、四髙記念館公園に移動し、具体的にどんな不思議なことが起こるのか、どんなお話にするのかを話し合いました。話し合いで決まったかくれんぼのシーンの撮影のために21世紀美術館の地下へ移動。全員が映画に出たい!という赤チーム。全員が出演するシーンを、場所の設定や6人の関係性など話し合いながら3カット撮り終えました。初日からエネルギーが溢れ出していた赤チーム1日目が終わる頃には最初より仲も深まっていました。
明日は「不思議なことが起こる」シーンを含め丸1日撮影になります。赤チームの元気さを絶やさず撮り切れるように頑張ろう!
(うーちゃん)

 

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青チーム 1日目
今年も金沢での小学生向け3日間の映画制作ワークショップが始まりました。
今回の特別講師は森井勇祐監督(『こちらあみ子』『ルート29』)です。まず最初に映画を撮影するための準備体操をしました。両手でカメラのフレームを再現し、色々な画角を探すワークと、1分間耳を澄まして音に注目するワークをしました。その後はチームに分かれて、カメラを持ち外に繰り出しました。 「気になるものを撮ってくる」をミッションに21世紀美術館の周りを歩いて、1人1分ずつ6人それぞれが気になった場所や物を自由に撮っていきました。

お昼休憩の後は、テーマ発表。 今回のテーマは『不思議なことが起こる映画』。
青チームはとりあえずカメラとマイクを持って、本多の森公園に移動。実際に場所を見ることで、よりスムーズにアイディアがうまれていきました。休憩時間も忘れるほど全員が集中して撮影に取り組み、計19テイクを撮りあげました。 全員が納得するまで何回も撮り直し、「こんなもんでいいか」で終わらせないところが青チームの素敵なところだなと思いました。最初は緊張していたみんなもお昼を食べる頃にはすっかり仲良くなり、常に笑い声が絶えないチームでした。
明日は丸一日撮影に使える大事な日になります。 最後まで妥協することなく、力を合わせて頑張ろう!
(かな)

 

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黄チーム 1日目
いよいよこども映画教室が始まりました!
まずは、黄色チームの6人がテーブルに集まり初顔合わせ。ニックネームを決めて自己紹介をしました。初めは緊張している様子でしたが、宿題を集めたりしているうちに自然と打ち解けていきました。アイスブレイクで体がほぐれた後は、特別講師の森井勇佑監督(もりもり)からのお話があり「自分が映画を撮る時は楽しむ」と教えてもらいました。その後、みんなで外に出て「手でフレームを作りどんな風に見え方が変わるのか」と「耳に手を当てて音を聞いてみる」を体験し、いざ撮影に!それぞれが気になるものを1人ずつ撮影する内に、いつのまにか協力しながらチームが固まっていき、お昼ごはんの時もわいわい楽しく過ごしました。

午後からは今回のテーマ「不思議なことが起こる映画」を撮りに街の方へ向かいます。
ロケハンをする中で、同じ夢をみてタイムループするお話をとることに。そんな中、市役所横に面白い場所を発見!カメラ、マイク、演じる人に別れて、どんな風に撮りたいか話し合いながら撮影しました。いろんなアイデアが出る中、カメラやマイクの使い方をチームリーダーのさきティに教えてもらい、何回もテイクを重ねていました。場所を変えて自然があるシーンを撮りに本多の森へ。そこでもカメラアングルなど工夫をし、納得するまで根気よく撮影するこどもたちでした。 チームワーク抜群の黄色チーム。みんなで楽しそうに撮影する姿が印象的でした。
明日からはどんな不思議な世界が出来上がっていくのか楽しみです!
(つだぱん)

 

ワークショップ 2日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 2日目
2日目はまず森井監督への質問コーナーから始まりました。
皆の手紙に書かれた質問の答えや、監督が映画を撮り始めるきっかけのお話などを聞きました。監督にとって映画作りは「いちばん面白い遊び」 だったとのこと。その後は全員で21世紀美術館地下にあるシアターへ移動して、3チームそれぞれが1日目の午後に撮った映像を皆で観て、森井監督や他のチームから感想や質問を受けました。それを受け午後のために話し合い、一旦お昼休憩。

赤チームは昨日撮った部分も含めて全て1から役割も変え、撮ることになりました。場所探しのために外へ繰り出し、しいのき迎賓館の公園の木で木登りのシーンを撮影しました。 暑い中でも皆元気いっぱいで良いシーンが撮れました。
その後は21世紀美術館へ戻り、地下のシアターや楽屋周りを使って撮影。台車を使うなど撮影方法を工夫して撮影していきました。途中、曖昧だったその後のストーリー展開を6人全員で話し合い、後どのくらい何を撮らないといけないかを確認できました。午後の長い時間の撮影で、集中力や体力の限界と戦いながらも多くのカットを撮り終えました。
明日はいよいよ最終日!上映と舞台挨拶に向けて、今日撮影しきれなかった分の撮影と編集、ポスター作りなど、まだまだすることがいっぱいです。最後まで全員が満足できる映画ができるよう頑張ろう!
(うーちゃん)

 

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青チーム 2日目
2日目のスタートは森井監督のお話から。
監督が映画を撮り始めたきっかけや、映画監督になるまでの話をしてくれました。監督は映画は遊びの延長で撮っていることから、映画を撮る時は楽しむことを大切にしてほしいとメッセージをもらいました。監督のお話の後は、みんなでシアターに移動して昨日撮った映像のラッシュをみました。大きなスクリーンで見ることで撮影の時には気付かなかった点に気づいたり、他のチームの作品を見ることで、新たなヒントを得ることができました。

お昼を食べた後は、昨日撮ったシーンの続きをみんなで考えます。すぐにアイデアが出て本多の森公園に移動することに。
木の下で走り回るシーンを撮ろうとしますが、大きな根っこが張り巡らす足元に苦戦します。演技も撮影も難しいからやめようと一度は諦めますが、どのようにしたら納得のいく映画が撮れるかを再度みんなで話し合います。一度納得のいくシーンを撮れた後は、勢いに乗って次々と撮影を進めていきました。最後には時間がオーバーしてまでも撮り切りたい、とチーム全員で力を合わせて頑張りました。
明日は時間が少ない中で撮影を終わらせ、映画を完成させる日です。みんなが楽しみながら最高な映画を作れるように、協力して取り組もうね!
(かな)

 

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黄チーム 2日目
2日目が始まりました!
今日はたくさん撮影する時間があるので、集まってすぐに話し合いを始めた黄色チーム。その前に、みんなの宿題をみながら森井監督(もりもり)への質問コーナーがあり、どうして映画を撮り始めたのかなど面白い話が聞けました。その後、21世紀美術館のシアターに移動して昨日撮ったものをみんなで観ることに。大きなスクリーンにびっくりする声も聞こえました。各チームの映像をみての感想や、編集についての話もあり、気づきが多い時間でした。

早速、待ちにまった撮影開始!お弁当を持って昨日最初に撮影した駐車場にいくと、車が停まっていて絵が繋がりません。話し合いの結果近くの階段で別のシーンを撮ることに。 通行する人がいると声を掛け合いながら、集中して撮影しました。柿木畠の公園でお昼ごはんを食べて、気になっていた場所を数カ所撮ってから本多の森へ。何を撮るかは決まっているので次々と撮影していくこどもたち。みんなで確認して、声をかけながら撮り直してを繰り返すうちに、昨日よりもチームとしてまとまっていきました。最後のシーンでは即興的な撮影もあり、暑くて疲れながらも頑張っていました。 プロジェクト工房に戻ってから今日撮影した映像を黄色チームで確認。爆笑しながら楽しそうでした。
いよいよ明日は最終日。まだまだやることがたくさんです。みんなで力を合わせて頑張ろう!
(つだぱん)

 

ワークショップ 3日目

赤チーム  青チーム  黄色チーム

 

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赤チーム 3日目
ついに最終日が始まりました。
赤チームは全員が朝早くから集まって外の撮影へ向かいます。雨が降っており寒い中での撮影でしたが、短い時間で集中して2カットを撮り終えました。その後は21世紀美術館の地下へ移動。残ったカットを撮り終え、余裕をもって全撮影を終了しました。お昼休憩の後は、ポスター作りと編集に別れて作業に取り掛かりました。ポスター班では折り紙をちぎったりクレヨンで模様を描いたり️、どうすれば不気味に怖く見えるかを追求してお互い話しながら作り上げました。

編集作業では、映像の繋ぎ目の細かい違和感まで見逃さず修正を重ねました。途中で完成したポスターを使ってのタイトルコールや劇中曲の音取りなども行い、低学年のメンバーも集中力を切らさず16時の締切ギリギリまで粘って完成させました。
そしていよいよ上映会。3チームそれぞれ素晴らしい作品が完成していました。赤チームは最後の上映で、舞台挨拶も皆緊張していましたが、それぞれ頑張った事を堂々と言えました。観客からの質問にもみんなで話し合いながら答えていました。
3日間を通してどんどん仲良くなっていった赤チーム。また来たい!と何人もが言ってくれてこちらもとても嬉しい気持ちになりました。赤チームの皆、3日間本当にありがとう!
(うーちゃん)

 

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青チーム 3日目
あっという間に最終日!
冷たい雨が降る中9:30に集合したみんなは、着いた瞬間から映画のことで頭がいっぱい。前日までに撮ったカットを確認し、今日すべきことを話し合います。雨具を着てカメラにビニールを被せ、雨を気にすることなく次々と撮り進めていきました。21世紀美術館内での撮影は、他のお客さんも多くスムーズに行かない場面もありましたが、美術館の魅力的な場所とそこにいる人々をとてもナチュラルに映画に映すことができました。撮影終了時間まで残り30分になった時、朝の時点で決まっていた透明人間が出てくるストーリーをやめることに。理由は時間がないから。

ラストシーンを撮って終わりにしようと話が流れたところでべーやんから「不思議なことが起こる映画になってるかな?」と問いかけが。今までに撮影したシーンを思い返してみるとテーマから少しずつ離れてることに気が付きます。するとれんとから「透明の壁は不思議じゃない?」ポロっとアイディアがこぼれました。それを聞いたなぎさがこう?と演技を始めました。具体的な演出やセリフを決める前に自ら自然な演技を繰り出すなぎさの姿にみんな釘づけに。すかさずれんとがカメラを回し、青チームの映画の印象的なシーンを撮影することができました。
撮影が終わった後は編集とポスターに分かれて作業。ポスターは映画の始まりでもある大きな木の絵をダイナミックに描きました。階段をループするシーンの音はいくつかの楽器でセッションし、即興&一発撮りで撮影しました。最後にオープニング、エンディングをみんなで撮影しついに映画が完成!
青チームのみんなは、3日間という短い時間の中で、悩み、考え、失敗しながらも最後まで楽しむことを忘れなかったチームでした。最高な映画をありがとう。お疲れ様でした。
(かな)

 

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黄チーム 3日目
とうとう最終日!
今日はいつもより集合時間を早くして、みんな気合いが入ってます。昨日まで撮影した映像をつないで見てみたら、何かが足りない感じ。森井監督(もりもり)とえっちゃんにも観てもらい、アドバイスをもらいました。まずは、映像に音を付けていくことに。それぞれが叫び声を順番に録音していき、怪物の声はみんなでいっせいにうなり声を出して、とても面白い音が出来上がりました。音を入れて観てみるとイメージが湧いてきたようで、お昼ごはんを食べてから足りない部分の撮影に行くことに。

外は小雨が降っていたので、機材を守りながら撮影スタート!駐車場、鳥居、本多の森で撮影します。みんなで話し合いながらじっくりと撮影してきた黄色チームでしたが、3日目の今日は声をかけ合い、意見があればその場で臨機応変に取り入れ、どんどんテンポアップしながらまとまっていきました。面白い映画をつくりたい気持ちがみんなから伝わって、チームリーダーのさきティと一緒に本当に良いチームだなぁと感動しました。
時間ギリギリまで撮影して、編集とポスター制作を分担して行い、納得いくまでやり切りました。完成した作品をスクリーンで鑑賞した時、みんな良い表情をしていました。 こどもたちだけでこんなに面白い映画が作れたこと、本当にすごいことだと思います。3日間おつかれさまでした!
(つだぱん)